【有酸素運動】時間と運動の強さの選択は?
■読者さんからのご質問■
『現在スポーツジムに通って減量を志しています。
同じカロリーを消費するのに強度の軽いマシンで長時間やるのと
重いマシンで短時間やるのとどちらが効果的(痩せやすい?)なのでしょうか』
(A・E様)
ご質問の内容は、一言でいうなら、
10分走るか、20分歩くか、どちらがいいか?ということですね。
こういう疑問をもつことって、とても大切。
なぜって、目的や効果を考えないで取り組んでいると
とんでも大間違い!のこともあるし、
すごく効率の悪い努力になっているかもしれないから。
スポーツクラブに通っていない人にも参考になると思いますので、
基本とあわせて大事なところを説明していきましょう。
まず、一般的な話しからすると、
シェイプアップしたい人の場合、基本的には長時間行うのがマル。
ですから、質問へのお答えは、同じカロリーを消費するとして
強度を軽くして長時間行ったほうがよいでょう。
同じ消費カロリーなのになぜ?と思うかもしれません。
これは、強すぎる運動では、エネルギー源として
使われる脂肪の割合が低くなる、ということがわかっていてるからなんです。
カラダにはいろんな形のエネルギー源があるので、
シェイプアップしたい人の場合、
体脂肪を少しでも多く燃焼するという意味で
激しく短時間に、よりも、激しくなく長時間がいいのです。
実感としてわかる人もいるかもしれませんが、
たしかに、走ったときの汗と早歩きの時の汗は質が違います。
走った時の汗は、ばーっとほとばしるような汗、
早歩きの時の汗は、じわじわとにじみ出るような汗です。
このにじみ出るような汗を狙ってください。
さて、長時間行うほうがいい、というのは基本として、
ぜひ知っておいてほしいことを2つ。
ひとつめは、いくら長時間がいいといっても、
長ければ長いほどいいというものでもありません。
運動の強さが弱すぎると、シェイプアップには効率が悪すぎで、
効果を期待するのは・・・ということになります。
たとえば、1時間のーんびり散歩を始めたとして、
気分転換目的ならともかく、
シェイプアップ目的なら、ちとNG。
脂肪の燃焼率・消費カロリーうんぬんもそうですが、
これでは代謝アップは期待できません。
もちろん何もしないよりはましですけれど、
姿勢に気をつけて早歩きを20分行うほうが
ずっとおすすめ、なんですよ。
次に、知っておいてほしいことの2つめですが、
運動の強さは、あくまでも自分をベースに考える、ということ。
たとえば、同じ早さで30分歩くとして、
(スポーツクラブなら、30分同じ負荷でエアロバイクをこぐとして)
余裕でできてしまう人とへろへろになってしまう人では
話しが違います。
余裕がある人の場合、カラダへの刺激にはなりにくいので、
やはり時間を長くするか、または強度をあげるほうがいいし、
へろへろになってしまうような人は、
自分に無理のない時間や強度でいいのです。
ちなみに歩く場合、時間以外で強度を調整できる要素は
歩幅や歩く早さ、姿勢のよさ、ウエイトをつける、などがあります。
ということで、まとめておくと、
ダイエット目的の有酸素運動は
・はげしすぎず、ゆるすぎず
・自分の体力に無理のない範囲で長時間
がいい、ということですね。

