Q
一日のうちに座っている時間がかなり多いのですが、
座っているいるとお腹周りがだるく苦しくなることが良くあります。
原因は筋力低下でしょうか?
座っている時も「腹凹ませ」を行なっても良いでしょうか?
A
座っているときにお腹周りがだるく苦しいということですが、
前かがみの姿勢でお腹を圧迫しているから、とは考えられませんか?
そうだとすると、そのままの姿勢でお腹を凹ませるのは
さらに苦しさが増幅しかねず、おすすめできません。
お腹に手を当てて背すじを伸ばすと、お腹の筋肉が使われるのがわかります。
まずは、お腹を凹ませる以前に、背すじをまっすぐにして座るようにしてみてください。
長時間なので、背すじを引っ張って伸ばすと筋力低下というより疲れて当たり前です。
まっすぐにする、程度がよいでしょう。
ただ、イスや机などの環境によりますので、以下の2つのパターンで試してみてください。
1 イスにかなり浅く腰掛け、座骨で椅子に座る
2 椅子に深く腰掛けて、背もたれを使って座る。
基本的に楽なほうでOKで、1と2を交互に、でもよいです。
固まった同じ姿勢で座り続けるのが×とお考え下さい。
人の意識は、一度に複数のことに意識を向けるのは難しく、仕事中はなおさらです。
ですので、座っているときは、できるだけ背すじをまっすぐに保つことで、
お腹を圧迫しないように、また、肩こりなどで疲労しないようにしておく。
そして、背すじを伸ばしておくことに慣れてきたら、
お腹を凹ませる動きを追加するのがおすすめです。
お腹の凹ませ方は、
脂肪を落としたいか否かで、凹ませ方の程度や時間を変えてください。
詳しくは ⇓
お腹を凹ます? 脂肪を落とす? やり方の違い
ちなみに、背中がゆるんだ状態でお腹を引っ込めるのは、
消費カロリーは多少かせげるので禁止というわけではないのですが、
お腹を凹ませるという意味での筋トレ効果は低くなります。
ということで、まとめますが、
上記をふまえていただけましたら、座っているときにお腹を凹ませるのは
大いにありと思います (^.^)/~~~